入口で『立入禁止』を喰らった
レタントン通りに面した店頭に立つと、まず目に飛び込んでくるのが黄色い『CAUTION · KEEP OUT』テープが×字に張り巡らされたガラス扉。その奥には紫とピンクのグラフィティ体で描かれたAlcoholicのロゴが光り、上部にはグリーンのネオン心電図が脈打っている。思わず30秒ほど立ち尽くしてしまった。どう見ても普通のバーではない。

『ER(救急病棟)』に入院する
店内は想像以上に暗く、ひんやりとしている。床下から差し込む青紫のネオンライト、背もたれに✚マークが入ったピンクのスツール、黒大理石のカウンター。天井から吊るされたカラフルな点滴バッグはインテリアの装飾。本物さながらのビジュアルで空間を演出している。そしてこの店の名物は別にある——注射器ショットだ。本物そっくりの注射器にショットが入って提供され、キャストが注射器ショットを直接飲ませてくれるのがこの店ならではの体験として人気を集めている。

『ICU』はゴシックラグジュアリーだった
ERが『サイバーパンク救急室』なら、ICUはまったく別世界。黒い壁からピンクのスライムが滴り落ちるような壁紙に、天井にはクリスタルシャンデリアが2灯揺れている。深紅のベルベットコーナーソファが部屋の大半を占め、壁にはカラフルなレントゲン写真のアートが光を放っている。先着順・数量限定なので早めの来院を。
『ICUに座った瞬間、ここがホーチミンだということを忘れた。日本映画のワンシーンみたいだった。』

結論 — 行く価値はあるか?
ある。あるこほりっくベトナム院は、ただ飲むだけの店ではない。空間デザイン、スタッフの衣装、メニューの呼び方——すべてが病院コンセプトで統一された没入型体験だ。写真映えを狙う人、日本のポップカルチャーを体験したい人、あるいはサイゴンで『いつもと違う夜』を過ごしたい人に特におすすめ。
体験評価
★★★★★
『唯一無二の体験。ホーチミンで行ったバーの中で最も印象に残っている。』
キャスト紹介 — 夜をつくる4人
ネオンの店内で存在感を放つキャストたちを、誌面のギャラリーとしてまとめた。

KAMI

NANA

RAN

SORA
📍 所在地
15B/28 Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, 1区, ホーチミン市
🕐 営業時間
20:00〜
💰 料金
ER 700,000 VND / 1時間 · ICU 1,200,000 VND / 1時間 · TAX 10% · サービス料 10% · 1VND単位切り上げ